中之条ビエンナーレ レポート7

中之条ビエンナーレ２００９　レポートＶＯＬ．７です。

B4「伊参（いさま）スタジオ」に行きました。

数年前、群馬県の人口200万人突破を記念して映画が制作されました。
「眠る男」監督：小栗康平　主役：役所広司）
撮影されたスタジオがここ「伊参（いさま）スタジオ」です。
ここも廃校です。

校内はきれいさっぱり片づけられており、
旧第三小学校のように子供たちの息吹は、もう感じられません。


49．野瀬早苗

広がった草むらに降り注ぐ光。
が、廊下に広がっていました。

映画「眠る男」のパンフ

「眠る男」を象徴するシーンです。
意識不明の拓次が眠りつづけます。

51．本多絵美子

「眠る男」を象徴するシーン。
意識不明の拓次が眠って........ません。
お、大きな虫！拓治は虫だったの？カフカの変身？（←深読みしすぎ　そんなことはありません）

53．佐藤梢

カーテンがきれい...と近づくと、フィルムで作った蝶でした。

廊下に出るときれいな影が。



58．大和由佳

飛び立つことのない、足元に停止している鳥たち。

伊参スタジオはちょっと儚げな、アートが多いなぁ
と思って２Ｆに向かうと


57．小市亮二

こんなはっちゃけたアートも。
黒板に白チョーク。うまいもんだなぁ。

キースヘリング影響受けてます？



「眠る男」撮影に使われた山小屋


伊参スタジオ　すこし感傷的になりそうです。

もう、日が落ちかけてきました。
ビエンナーレ行けてあと一か所だな。
もういちど商店街エリアに戻って「旧廣盛酒造」見て終わりかな。

いそいで中之条市街地に向かいます。

中之条ビエンナーレ　レポート　vol.6
中之条ビエンナーレ　レポート　vol.8

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コメント 4

ここは行きましたよー。

「伊参」って、
「いさん」ではなく、「いさむ」って読むんですね。

学校の横に小高い小山があって、
不思議な雰囲気がある場所でしたね。

カフェがオープンしていて、
そこに出ているお菓子が美味しそうでした。
私は「味噌クッキー」を購入しました。
by びわ (2009-09-24 08:56) 

へーー。
ホントに儚げなイメージですね。
でもキースへリング風なオブジェの太もも部分に
何故かシンパシーを感じてしまう私でした。

「眠る男」の映画自体を知らなかったのですが
何だか興味がわいてきたので
DVDになったら観てみたいと思います！
by ゆぃ (2009-09-24 10:21) 

＞びわさんへ

カフェはのぞいただけでひやかしで終わっていましたが、
クレープとかおいしそうな匂いがしてました。
小瓶の温泉サイダーもかわいらしかったですね。

私も伊参スタジオは初めて行きました。
日も傾き始めた時間帯だったので、
なおのことセンチメンタルになりそうな雰囲気でしたね～。

いいところですよね。
「月とキャベツ」って映画も撮影されたみたいでしたね。
映画を見ていればもっと楽しめたのかも。

by ミルク (2009-09-24 13:25) 

＞ゆぃさんへ

「眠る男」は群馬県民は誰でも知ってる映画です。
ただ、難解な内容らしく「何回みてもよくわからん」って声を聞きます。
難解なだけに何回みても.....ごめんなさい。

私も見たことないのです。
見てみようと思います。
1996年頃の作品なのでDVD化されていますよ。
不思議な雰囲気の映画らしいです。
by ミルク (2009-09-24 13:27)