ぶんぶく茶釜の茂林寺 [徒然ごと]
あひる隊員2号は館林市城沼陸上競技場周辺で、駅伝の実地試走でした。
試走が終わるのを館林駅で待つことにしました。
東武伊勢崎線の館林駅は「関東の駅百選」認定駅です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/関東の駅百選
このご夫婦の後ろ姿ですね。
こちらを向いていただきましょう。
あらあら、ご主人すっぱだかです。
では、奥様のアップなぞ。
館林駅になぜ狸?と思ったでしょ。
館林には「ぶんぶく茶釜」のお寺があるんです。
「ぶんぶく茶釜」のお話おぼえてますか?
http://plaza.rakuten.co.jp/aabowakuwaku/7000からの転記です。
==========================
むかし昔、茂林寺というお寺の裏山にたぬきの親子が住んでいました。
ある年、いつになく寒い冬がやって来ました。
くる日もくる日も寒さは衰えず、
とうとうたぬき親子の食べるものが全然なくなってしまいました。
そこで、お父さんたぬきがお母さんたぬきに言いました。
「わしが茶釜に化けるで、それをお母さんが人間に化けて売ってくることにしようや。
そのお金で当分はなんとか食えるじゃろ。」
お母さんたぬきは迷いましたが、子供達を救うには仕方がありませんでした。
そうして道具屋の店先に並んだ茶釜はさっそく茂林寺の和尚さんに買い取られていきました。
ある日、和尚さんがその茶釜でお湯を沸かそうとして火にかけたところ
「あっちっちっ」という悲鳴とともに
茶釜から尻尾と手足が生えてきてたぬきが現れました。
驚いた和尚さんは小僧さんたちを呼びましたが、
たぬきはまた茶釜にもどって知らん顔です。
そこへ、ちょうど古物屋さんがとおりかかったので、
和尚さんはその茶釜を古物屋さんに売ってしまいました。
その夜、古物屋さんは、たぬきの姿に戻った茶釜に起こされました。
たぬきは今までのことをぜんぶ古物屋さんに話して、
「余所へわたしを売らないでください。
ご恩返しに、私がお金を稼いで上げますから・・・。」 とお願いしました。
願いが聞き入れられると、お父さんたぬきはさっそく母子を呼び集めました。
こうして古物屋さんのまえで始められたのがたぬき親子の曲芸でした。
「さあ、いらっしゃい、いらっしゃい」
古物屋さんの店の前はたぬき親子の曲芸を見ようとするお客さんで
毎日まいにち一杯です。こうして古物屋さんは、あっと言う間に
大金持ちになってしまいました。
そこで、古物屋さんはたぬき親子にお礼を言い、
儲かったお金の半分をたぬきに渡しました。
それをもらって山へ帰ろうとしたのですが、
お父さんたぬきは元の姿に戻ることができません。
これはきっと、和尚さんをだました罰だと思い、
和尚さんに謝りにお寺に行きました。
そうして和尚さんに謝るのですが、それでも元に戻りません。
そこで、和尚さんは立派なふとんに茶釜をのせてとても大切にしてくれました。
やがて、この茶釜をおがむと、幸せになれるという噂が広まり、
「分福茶釜」と言われるようになりました。
分福茶釜は今もなお茂林寺に残され、大切にされています。
==========================
そうなんです。茂林寺(もりんじ)は実在するんです。
群馬県館林市掘工町にあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/茂林寺
茶釜も保存してありますよ。毛むくじゃらの手足はついてません。(●´艸`)
境内にはたぬきの像が数十体並んでいて、たぬきのお寺なんだなーって感じます。
「館林駅」の隣駅は「茂林寺駅」
お寺に歩いて行ける距離なので、そっちがほんとなんですけど、
急行の止まらない駅なんですよね。
館林駅前にはcoolcoolゾーン緑のミスト通り
朝顔のカーテンができて涼しげでした。
10月でも朝顔咲いてます。でもそろそろ終わりですね。
試走が終わるのを館林駅で待つことにしました。
東武伊勢崎線の館林駅は「関東の駅百選」認定駅です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/関東の駅百選
このご夫婦の後ろ姿ですね。
こちらを向いていただきましょう。
あらあら、ご主人すっぱだかです。
では、奥様のアップなぞ。
館林駅になぜ狸?と思ったでしょ。
館林には「ぶんぶく茶釜」のお寺があるんです。
「ぶんぶく茶釜」のお話おぼえてますか?
http://plaza.rakuten.co.jp/aabowakuwaku/7000からの転記です。
==========================
むかし昔、茂林寺というお寺の裏山にたぬきの親子が住んでいました。
ある年、いつになく寒い冬がやって来ました。
くる日もくる日も寒さは衰えず、
とうとうたぬき親子の食べるものが全然なくなってしまいました。
そこで、お父さんたぬきがお母さんたぬきに言いました。
「わしが茶釜に化けるで、それをお母さんが人間に化けて売ってくることにしようや。
そのお金で当分はなんとか食えるじゃろ。」
お母さんたぬきは迷いましたが、子供達を救うには仕方がありませんでした。
そうして道具屋の店先に並んだ茶釜はさっそく茂林寺の和尚さんに買い取られていきました。
ある日、和尚さんがその茶釜でお湯を沸かそうとして火にかけたところ
「あっちっちっ」という悲鳴とともに
茶釜から尻尾と手足が生えてきてたぬきが現れました。
驚いた和尚さんは小僧さんたちを呼びましたが、
たぬきはまた茶釜にもどって知らん顔です。
そこへ、ちょうど古物屋さんがとおりかかったので、
和尚さんはその茶釜を古物屋さんに売ってしまいました。
その夜、古物屋さんは、たぬきの姿に戻った茶釜に起こされました。
たぬきは今までのことをぜんぶ古物屋さんに話して、
「余所へわたしを売らないでください。
ご恩返しに、私がお金を稼いで上げますから・・・。」 とお願いしました。
願いが聞き入れられると、お父さんたぬきはさっそく母子を呼び集めました。
こうして古物屋さんのまえで始められたのがたぬき親子の曲芸でした。
「さあ、いらっしゃい、いらっしゃい」
古物屋さんの店の前はたぬき親子の曲芸を見ようとするお客さんで
毎日まいにち一杯です。こうして古物屋さんは、あっと言う間に
大金持ちになってしまいました。
そこで、古物屋さんはたぬき親子にお礼を言い、
儲かったお金の半分をたぬきに渡しました。
それをもらって山へ帰ろうとしたのですが、
お父さんたぬきは元の姿に戻ることができません。
これはきっと、和尚さんをだました罰だと思い、
和尚さんに謝りにお寺に行きました。
そうして和尚さんに謝るのですが、それでも元に戻りません。
そこで、和尚さんは立派なふとんに茶釜をのせてとても大切にしてくれました。
やがて、この茶釜をおがむと、幸せになれるという噂が広まり、
「分福茶釜」と言われるようになりました。
分福茶釜は今もなお茂林寺に残され、大切にされています。
==========================
そうなんです。茂林寺(もりんじ)は実在するんです。
群馬県館林市掘工町にあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/茂林寺
茶釜も保存してありますよ。毛むくじゃらの手足はついてません。(●´艸`)
境内にはたぬきの像が数十体並んでいて、たぬきのお寺なんだなーって感じます。
「館林駅」の隣駅は「茂林寺駅」
お寺に歩いて行ける距離なので、そっちがほんとなんですけど、
急行の止まらない駅なんですよね。
館林駅前にはcoolcoolゾーン緑のミスト通り
朝顔のカーテンができて涼しげでした。
10月でも朝顔咲いてます。でもそろそろ終わりですね。
たぬき像、奥様の方だけカラフルですね。
ツヤツヤです!
今日は関東地方は過ごしやすい、いい天気でしたね。
私は姪甥の運動会に行ってきました。
小学・保育園と同日で、
両方を行き来しなければならず、
「そろそろかけっこ始まるよ」などと
みんなで状況をメールで連絡してやりくりしました。
「携帯があって便利になったよね~」と実感しあいました。
by びわ (2009-10-10 19:15)
◆びわさんへ
同じに日に運動会ですか!行ったり来たりが大変ですね。
今日はカラっとして運動会日よりでしたね♪
等身大てるてるぼうずのあった小学校も
今日前を通ったら運動会をしてました。
てるてるぼうずは撤去されてました。
by ミルク (2009-10-10 19:30)
いい天気で写真写りもぐっと引き立っておりますね。
「ぶんぶく」が館林市が発祥とは知りませんでした<(_ _)>
by 軽No1のすずき (2009-10-10 19:31)
◆すずきさんへ
コメント&nice!ありがとうございます♪
今日はホントにいい天気でしたね。
茂林寺のたぬき像は、歯が鋭くって巨大で恐いんですよ~。
by ミルク (2009-10-10 19:43)
ぶんぶく茶釜のお話を何年ぶりかで読みました!
懐かしい~。
しかもそれが館林市のお話だとは初耳でした。
タヌキの置物といえば「信楽焼」だと思っていましたが
ホントはこっちが本家だったとか?!
たぬきご一家と一緒に写真撮りたいです♪
by ゆぃ (2009-10-11 08:10)
タヌキの旦那さんはマッパなのか…
しかも色も塗ってないとかなんだろう、この扱いの差^^;
by 釣られクマ (2009-10-11 17:36)
◆ゆぃさんへ
ぶんぶく茶釜。私もうろ覚えだったんです。
館林に来て久しぶりに思い出しました。
昔話のお寺と茶釜が実在するなんておもしろいですよね!
by ミルク (2009-10-12 15:47)
◆クマさんへ
ね~!へんな一家ですよね。
たぶんタヌキ君の所に、嫁入りして3つ子が生まれたとか。
あ、もしかして連れ子なのかな。ご主人には似てないです。
by ミルク (2009-10-12 15:51)