2009-08-07

今日は埼玉県本庄市でお仕事でした。

まずは写真をみてもらって。

ここはダイニング　　　　　　　　　　　　　冬は暖炉に火を入れるそうです。



ここはリビングルーム　　　　　　　　　　リビングルームを反対から見たところ

無垢の扉にはステンドグラス　　　　　　　　　　　　　ライティングデスク

素敵でしょう？ペンション？いえいえ

ここは障害者更生施設で、障害者の方が一緒に寝泊まりして生活をしてらっしゃる住居です。
とにかく住居がきれいなんです。
お仕事で障害者施設にもいくつかお邪魔しているのですが、ここは別格。

外見はコテージみたいな感じで１軒に5～6人で住んでらっしゃいます。
数軒点在してます。

私が会計監査でお邪魔するときは、日中みんな仕事に出かけて、誰一人いないので
お部屋を見せてもらいました。

市街地から少し離れたところで、小さな丘の間にあります。
初めて行った時はクローバーがびっしりと葉を広げていて、
「白雪姫の小人たちが住んでいる家みたい」と思いました。
もう夏なのにウグイスが鳴き、６月にはホタルもとんでいるそうです。



ここで指導員をしていらしゃる女性はみなもの静かで落ち着いていて、
中にはシスターもいらっしゃいます。


監査の後はここでお茶をいただいたりして、少し話をします。
理事長は私の母くらいの年齢の女性。
住居は全部理事長の設計なのです。
内装も建具も絵画もひとつひとつこだわっていらっしゃるので本当にペンションのようです。

すごく厳しい面もお持ちなのですが、職員さんたちを娘のように思っていらっしゃるのは会話から分かります。愛情の深い方です。

何が大切で何が大切でないのか見失いがちな今の生活を
振り返ってみる時間をいつもいただいてます。

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